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YouTubeでシリーズ累計2000万再生。珠玉のアクション学園群像劇 “RWBY”

Posted by admin at 9:06 日時 2013/11/16

大注目の3Dアニメーション、RWBYシリーズを知ってますか?知らないと言う方も、もしかしたらこのトレイラー(予告映像)を目にしたことがあるかもしれません。アメリカ生まれながら日本のアニメのようなかわいらしいキャラクターデザイン、スタイリッシュなアクションで昨年話題になりました。

この映像は「赤(Red)」のトレイラーですが、このあと「白(White)」「黒(Black)」「黄(Yellow)」の映像が続けて公開されました。謎めいたトレイラーが話題をあつめましたが、実はこれはRWBY(ルビー)というアニメーション番組の告知だったのです。

トレイラー

Redのトレイラーに登場するのはRWBYの主人公、Ruby Rose(ルビー・ローズ)。トレイラーでは憂いを帯びた表情を見せるルビーは人付き合いが苦手なキャラクター。本編ではめまぐるしくチャーミングな表情を魅せてくれます。

Whiteのトレイラーに登場するのは同じくRWBYの主人公のひとり、Weiss Schnee(ワイス・シュニー)。フィギュアスケートのような華麗な戦闘スタイルが特徴的。彼女もトレイラーでは悲しげな表情を見せていますが、本編では勝ち気なお嬢様として多彩な表情を魅せます。いわゆるツンデレキャラ。

Blackのトレイラーに登場するのはBlake Belladonna(ブレイク・ベラドンナ)。忍者のような身軽な身のこなしが特徴的。本編では意外とノリの良い一面も見せつつ、基本的には無口で秘密を隠した謎めいたキャラクター。

そして最後に公開されたYellowのトレイラーに登場するのはYang Xiao Long(ヤン・シャオロン)。銃を内蔵したガントレットで戦い、トレイラーでのマラカイト姉妹との華麗な戦闘シーンでアクション映画好きなら一気にRWBYシリーズの虜になることでしょう!トレイラーではめちゃくちゃやってますが、本編ではRubyの姉であり主人公たちのなかでも大人びた常識人ポジションです。

英語の勉強に最適な本編配信

4つのトレイラーの公開後、いよいよ始まったRWBY本編は制作のRooster Teethのサイトで毎週連載の形式で配信されています。1回あたりの映像は6分〜15分くらいです。この長さが、英語の勉強に実にちょうどいい!検索すれば日本語字幕つきの転載なども見つかりますが、このくらいの長さであればリスニングもあまり苦にならないと思います。

また、ありがたいことにファンが運営するWikiで各話のセリフ書き起こし(Transcript)が公開されているおかげで、聞き取れなかった部分も何と言っているのか調べることができます。

現在公開されている本編は16話まで。16話がVolume 1の最終回とされており、Blu-Ray/DVDの1巻に収録されるのがここまでとなります。16話の公開後更新はストップしており、Volume 2の再開時期は未定のようです。期待して待ちましょう!

奥深いストーリー

RWBYの世界観は破壊のモンスター、グリムと人間が戦いを繰り広げる架空の世界。グリムと戦い人々を守るハンツマン、ハントレスを目指す少女少年たちのアクション学園群像劇とでも言いましょうか。Rubyたち4人の主人公が出会い、時に反発しながらチームRWBYを結成する友情物語が中心ですが、もう1人の主人公とでも言うべきジョーンのリーダーとしての責務と自身の資質との葛藤、闇の生物グリムと戦うハンツマン・ハントレスの宿命、そしてRWBY世界で人類と共存するファウヌス(獣人)を巡る人種差別問題など、様々なストーリー要素が組み合わさって物語が展開して行きます。この謎が多いストーリーもRWBYの魅力です。

アニメーション

RWBYを制作するのはテキサスのプロダクション・スタジオRooster Teeth。ゲームサイトの運営やビデオゲームの描画エンジンを使って映像を制作するマシニマ(Machinima)の制作などで知られ、RWBYは初の完全オリジナルアニメーション。監督・脚本・アニメーター・声優として中心的に牽引するのはMonty Oum氏。

なんと言ってもワイスがツンデレかわいい

多彩なキャラクターが登場するRWBY。見ている人はそれぞれお気に入りのキャラクターができると思いますが、個人的にはなんと言ってもワイスのツンデレっぷりにはげしく萌えであります。RWBYは3Dモデリングのキャラクターとしては、リアルさよりもアニメ的なコミカルさを強調したスタイル。表情がくるくる変わるキャラクターは、見ているだけで何とも魅力的なのです。

というわけで個人的ワイスのツンデレ・ベスト3の発表!

ベスト3「よくできました。」

Episode 8 “Players and Pieces” にて「あたしは、別に目立ちたかったんじゃなくって、単にあたしでもできるって知ってほしかったの」と言い訳するルビーにひと言 “You’re fine.” と告げて颯爽と去って行くワイス。え?別にデレてないって?いや、これが本編を見ていただくとデレてるんですよ…。言いつつ自信なくなってきたぞ…

ベスト2「ところで、それ間違っててよ」

Episode 10 “The Badge and The Burden, Pt.2” にて、寮で夜更けまで勉強するルビーの努力を認めたワイス。ルビーにコーヒーを差し入れしたあと、ひと言 “That’s wrong, by the way.” と間違いを指摘し優等生っぷりを発揮して去って行くワイス。え?いや…デレてるんですよ…一応…

ベスト1「聞きたくありませんわ!」

Episode 16 “Black and White” にてワイスと口論になってしまったブレイクがワイスと再会し、弁解しようと話し始めた際にひと言 “I don’t want to hear it.” と派手なリアクションでさえぎるワイス。そもそも、ワイスが酷い発言を連発して口論になったのに、この一方的っぷりと言ったら…。

いやー紹介してて特にデレてないことが分かりました。おかしいな?

メディア展開

そんなRWBYですが、配信された本編は日本でもBlu-Ray/DVDを購入することができます。

Rwby [Blu-ray] [Import]

  • 販売元:NEW VIDEO GROUP( )
  • 時間: 分
  • 1 枚組 ( Blu-ray )

iTunesでの配信も準備中?

さらに、RWBYの世界をおしゃれに、かつ重厚に彩るサウンドトラックも発売中(もちろん購入済みです!)

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なんと、iTunesのサントラチャート1位に!(2位がポケモンってのもすごいな)

日本のサントラチャートでも、ディズニー、進撃の巨人を抑えて1位に!

まだまだ目が離せないRWBYシリーズ。Volume 2の配信前の休止時期に、ぜひ全16話、2時間ほどですので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

(本文中で引用している画像および動画の著作権はRooster Teeth Productions, LLC.に所属します。)


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