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concrete5の強みと、コンクリートファイブジャパンの次の動きについて

Posted by admin at 10:32 日時 2015/07/13

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ここ1ヶ月ほどは、展示会後にお問い合わせをいただいて訪問した企業の方とのご相談や、弊社に入社したい方の面接などで、色々な方にconcrete5やコンクリートファイブジャパン株式会社の事業についてお話ししてきました。この記事は、そんななかで見えてきたことを一部まとめてみたものです。

Webサイトを社内で管理運用したいというニーズはこれからも増え続ける

すでにCMSなどなんらかのシステムをWebサイトの管理運用に導入しているが、使いづらいのでconcrete5に変えたい、というご相談をたくさんいただきました。

「使いづらい」といっても様々な不満がありますので、ヒアリングをしていくと、主な不満は「社内で管理できていない」という点です。もちろん、お話を聞いた企業のサイトにはすでにCMSが入っていて、ニュースの更新や、あらかじめ用意されたバナーの差し替えくらいはできています。ただ、ちょっと複雑なレイアウトのページのコンテンツを更新したい、テンプレートを変更してバナー枠を移動したい、コンテンツ編集権限の設定を変更したい、などといった変更が、いちいちCMSベンダーや制作会社に依頼しないとできない。

concrete5は、制作会社でないとできない(コードを触らないといけない)部分が少ない。テーマはブロックが入る枠を規定するだけで、ブロックをどう組み合わせるかはマウス操作でできてしまいます。コンテンツごとのテンプレートの作成も、マウス操作でできますし、権限設定もすべてマウス操作。上半分が3カラムで下半分が2カラム、みたいなレイアウトも、同じくマウス操作でさくっとできちゃう。デモを見て、「お〜すごいね!」という曖昧なリアクションだけでなく、「これが我が社に必要だったCMSだ!」と言っていただけると嬉しくなります。

ではなぜそれらの作業を社内でやりたいのかというと、やはりスピードコストが理由としては挙げられますが、それだけではなく、戦略的にWeb運用するために必要という理由もあります。特にグローバルサイトを運用している企業では、日本語以外のサイトが各国の支社で勝手に作られていて、まったく効率的に運用できていないという悩みがあるようです。ちょっとした変更も各国の支社からさらに各国の制作会社に依頼されるという体制では、とても戦略的なグローバルサイトの運用ができません。

concrete5は多言語サイトがデフォルト機能で作れるCMSとして進化し続ける

concrete5は日本やヨーロッパのコミュニティの尽力(特にPunicのメンテナーであるMicheleの知識と貢献がハンパない)で、バージョン5.7系から多言語サイト構築機能がデフォルト機能として採用されました。ヨーロッパでは、そもそも狭い地域に様々な言語を話す人がたくさん住んでいますので、複数言語でサイトを作ることが当たり前という文化があります。

concrete5は標準機能で言語ごとのサイトマップツリーを管理することができ、言語切り替えボタンがあり、ログインユーザーごとに言語を選ばせることもでき、コンテンツ以外にもテンプレートに埋め込まれている文字を翻訳するためのUIも用意されています。他のメジャーなオープンソースCMSではまだ議論段階にある機能が、もう実装されてしまっている。

弊社では、さらにCMS内からコンテンツを翻訳会社に依頼したり、翻訳されて提出されたコンテンツを承認フローに乗せるしくみを開発中です。

グループウェア、イントラサイトのためのシステムとしてconcrete5が採用され始めている

concrete5のユーザー管理機能、権限機能は、WordPressやDrupalなどメジャーなオープンソースCMSと比較して、群を抜いて充実しています。これまでも社内や関連会社に情報共有するためのイントラサイトの構築を受託してきましたが、さらにLDAP連携やSalesforce連携などの案件も増えてきました。この分野もconcrete5の強みとして力を入れていこうと思っています。

オープンソースのインストール型CMSとしてのメリットを再確認

他言語サイトを運用する場合、やはりCDNを使って閲覧者と距離的に近いエッジロケーションからコンテンツを配信したいという要望などが出てきます。また、グループウェアとしてconcrete5が採用される事例も増えていて、既存のグループウェアではCPUごとのライセンス料に加えてクライアントライセンスも毎年払わないといけない。このような場合に、concrete5がオープンソースであるメリットは高いなと再確認しました。

本体がオープンソースであり、ライセンス料が無料であるということは、保守を提供する場合に、実態に即したサービス内容と価格になるということです。クラウド化によってますますCMSを運用するインフラの形態は多様になってきていますので、企業があらゆるパターンに対応したライセンス体系を用意するのも難しいでしょう。

オープンソースを使えば、柔軟なインフラ整備と実態に即した保守サービスの提供が可能になります。このメリットは今後もなくなることはないだろうなと思いました。

コンクリートファイブジャパンは、より運用にフォーカスした事業に力を入れていく

展示会でも「concrete5が良いのは分かった。安定運用するにはどういうインフラ構成にすればいいのか?」というご質問を多く頂きました。弊社のエンジニアはconcrete5の導入経験は多いものの、インフラ専門のエンジニアがいなかった部分でもありますので、経験豊富なインフラエンジニアの拡充とAWSソリューションアーキテクトの取得を目指します。

また、弊社のトレーニングサービスがまったく周知できていないので、サービスをわかりやすくするべく法人サイトのリニューアルを進めています。まだサイトはできていないのでこの記事でかんたんにお伝えしておきますと、concrete5のデザインカスタマイズやconcrete5をベースにした機能開発における、技術的なサポートを提供しています。

オープンソースには、社内のエンジニアが勉強すれば、わざわざ外注しなくても内製化できるというメリットがあります。社内で知見を貯めることで、よりスピーディーに運用を回していくこともできます。また、concrete5をサービスに取り入れたい制作会社様に、concrete5を使った開発のノウハウを惜しみなく提供しています。

いずれも、弊社のエンジニアを派遣してみっちりトレーニングを行ったり、オンラインで気軽に質問できるようにしたり(公式サイトのフォーラムに近いが、Gitなどでソースコードを共有し、コードレビューまで行う)することが可能です。

もちろん、操作方法の日々のサポートやconcrete5のバージョンアップ作業の代行などもやっています。

まずは、ご相談ください!

弊社では、人員を拡充し次のフェイズへ移行するべく急ピッチで動いています。いまのメンバーは皆忙しそうにしていると思いますが、すぐに手が余ると思いますので、ぜひご相談ください

トレーニングのご依頼も大歓迎ですし、もちろんconcrete5を使ったWeb制作のご相談はいつでも受け付けています。制作に関しては、全国19社のインテグレートパートナーのご紹介もしています。

そう、インテグレートパートナーの活性化も重要なタスクです。とにかくタスクが山積みなんですが、ありがたいことに、concrete5に興味を持っていただいたクライアントやコミュニティに引っ張られて、新しいことができています。今後もコンクリートファイブジャパンは走り続けますので、どうぞよろしくお願いいたします。


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