HTML5関連のイベント２つに参加してきました。

ますます注目を集めているHTML5。これまでのHTMLの不便なところを解消し、よりリッチで利便性の高いWebページを作るための、基礎技術から応用技術までの幅広い範囲を、「新しいWeb」というくらいの意味でHTML5と呼ばれているような気がします。そんな大きな期待を集めるHTML5に関連したイベントに参加してきました。

Firefox Developers Conference 2011 in Osaka ～ HTML5 やったら Firefox がええんちゃう？ ～

長いタイトルですね(笑)、Mozilla Japanが大阪で開催するイベントとしては初だそうです。タイトル通り、モダンブラウザの雄、Firefoxの開発者向けのカンファレンスです。開発者とは言っても、デザイナーを含むWebコンテンツ制作者を主にターゲットにしたような内容でした。

話を聞いて一番気になったのは、Firefoxのリリースサイクルの変更ですね。Firefoxも今後は機能主導ではなくスケジュール主導のリリースサイクルにシフトするそうで、6週間ごとに新しいバージョンがリリースされるそうです。その時々の最新技術を常に最速で使えるようになるので、HTML5の新しい技術の普及もどんどん進んでいくのではないかと思います。Chromeのリリースサイクルも以前から6週間ペースなので、ますますIEとの格差が広がっていきそうな…。

一番注目していたセッション、「Web デザイナーの新常識 ～ HTML5 時代の CSS デザインとセキュリティ ～」はとても興味深い内容でした。特にモバイルを考慮したWebデザインとして、CSSメディアクエリに改めて注目すべきだなと思いました。PCとガラケーしかなかった時代は、極論すれば2つサイトを作ればよかったのですが、スマートフォンやタブレットなど様々なデバイスが生まれ、今後もWebブラウザが使える機器は増えると思います。それぞれに対応させるというよりは、そもそもどんなブラウザ幅で見ても整ったデザインで見えるほうがいい。ブラウザ幅によってCSSを切り替えるメディアクエリの技術は、それを可能にするものです。当日の資料が公開されているのでシェアしておきますね。

カンファレンスのサイトはこちら。
http://mozilla.jp/events/2011/fxdevcon-osaka/

HTML5の最新技術を使ったMozillaのデモサイトもすごいです。
https://demos.mozilla.org/ja/

懇親会のジャンケンでこのHTML5Tシャツをゲットしましたよ

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