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WordCamp Kansai 2016 でCMSの未来を考えた #wck2016

Posted by admin at 9:21 日時 2016/07/12

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WordPressのカンファレンス「WordCamp Kansai 2016」で、CMSの未来についてお話ししてきました。内容は、WP-D Week [LevelUp!!] WP-D Fes #04 でお話しした内容の進化版になっています。このイベントで話を聞いていた、WordCamp 実行委員のとろゆにさんが、ぜひ関西でも同じ話を、とお誘いいただいての登壇でした。WordPressのカンファレンスは、2011神戸、2012大阪、2013名古屋、2013東京、2014東京、そして今年の関西2016と、実は結構出てます。

当日の資料です。写真とキーワードと引用のみですが、後日動画が公開されるそうですので、内容についてはそちらをお待ちください。

この講演で最もお伝えしたかったのは、CMSはウェブ制作のためのものじゃないんだよ、WordPressの管理画面はこれでいいのか、一人一人が考えてみようよ、ということです。

Webの世界全体がコミュニケーションについてより深く考えるようになってきているなか、どのようにコンテンツを効率的に管理し、最適なチャネルで配信するかということに対して、CMSはまだまだ考える余地がある。シェアが1位だからといって、現在のWordPressが完全無欠な最終形ではないし、正解でもないんです。

一部からは、WordPressをdisる話だったねと言われましたが、disってなんかないですよ。すべてWordPressへの愛ゆえにです。WordPressはシェアが大きく、単体のプロダクトでこれだけ大きなコミュニティを築けているのはすごいことです。しかし一方では、単独で成立する規模を持っているからこそ、視野が狭くなってしまう可能性もあると思います。私に求められる役割は、外の世界から、すきま風くらいかもしれませんが、少しでも参加者の皆さんにお伝えすることと思い、話を組み立てました。

目の前の仕事のためには、正しいやり方を学ぶことも大事ですが、未来なんて誰にも分かりません。みんなが夢を見ることで、新しいWordPressが現実になると思いますし、夢を見ない限りは今後バグ修正しか行われないでしょう。

変えていけばいいんです。話題の JSON REST API だって、コミュニティ発で動いてますし、ぼくはまだ Edit Flow 待望論者で、コアにマージされることを諦めてませんよ。これからのCMSに求められるキーワードとしてお話しした「インテリジェントコンテンツ」についても、それを意識したテーマは出てきているようですし。

とにかく面白いと思ったらチャレンジする、触ってみる、思ったことを発信する、それが未来につながっていくんです。

今回は、私以外にもWordPress外のコミュニティからの登壇者が多いなと思いました。また、若い人も実行委員にたくさん入っているのを見て、保守的でないオープンな未来につながる爽やかなコミュニティの空気を感じることができ、刺激を受けました。このような素晴らしいカンファレンスを開催されたYATさんはじめ実行委員の皆さんに敬意を表したいと思います。お疲れ様でした。

最後に個人的な反省ですが、何度かリハーサルして、途中でトイレに行ったり時間的な余裕を無理に作っても時間が余るくらいだと計算していたのに、本番では時間が足りなくなってしまったことですね。焦ると饒舌になる癖を直さないとな〜。準備不足を痛感しました。よりクオリティの高いお話ができるよう、精進していきたいと思います。

それでは、CMSの未来で、またお会いしましょう。


Photo by Atsushi Ando


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